最近買った本

佐藤大輔御大の別ペンネーム疑惑がある、豪屋大介先生のファンタジー架空戦記の最新刊です。
この巻から絵師が変更です。
このA君の戦争と言う作品は「戦争」に関して書かれている、正直、ライトノベルとしては非常に稀有な作品です。*1
この巻では圧倒的な戦力の人類連合と、革新的な軍事システムを採用した魔王軍との決戦。
その序盤戦が書かれています。
なんというか、魔王側の進歩がすごすぎますな。
事実上、現在地上最強のアメリカ陸軍とほぼ同等の指揮統制システムを備えてますから。*2
そして、それに対して数の上で優位とはいえ、個人の才覚である程度対抗してしまう人類側もすごいと言えばものすごいw
ただ、こうした作品の弊害で、政治に関する記述が多いのがこの作品の欠点でしょうか?
少しうるさいぐらい。
それとオタク叩きというか、自虐的なジョークにもとれる、オタク描写が鼻には付きますね。
スルーするか、笑い飛ばせる人でないと読むのがつらい気がします。
あと、薀蓄。
ものすごい勢いで軍事関連の専門用語に対する説明がw
削ったら本の厚さが半分ぐらいになるんじゃないかしら?
しかし、文中の対空兵器のネタ、普通の人にはわからんのじゃないだろうかw



へっぽこーずの最後の冒険譚と思ったら、後一巻続くそうです。
しかし、続刊が決定した理由が実にへっぽこーず的w
大爆笑ですよ。
しかし、彼らって本当に弱い敵で躓きますよねぇ。
まあ、そこがへっぽこのへっぽこたる所以であり、彼ら最大の魅力だと思うんですが。
あと、最後のヒース。
かっこいいなぁ。
漢ですよ。
漢。



ソードワールドRPGリプレイNEXTの最新刊。
イリーナたちへっぽこーずが比較的戦闘力に恵まれているのに対して、貧弱を通り越して虚弱なくらいのパーティーが知力と足の速さと、そして、姑息なまでの立ち回りで戦うという、斬新と言うか、GMに対して同情すら沸きあがってくるシリーズですw
なんというか、やっとこパーティーの息があってきて、それぞれの立ち位置が確立できたかなあ、と言う感じでしょうか。
あ、パーティーの愛称が決まりました。
ぺらぺらーず」です。
まことにぴったりな名前。
金属鎧着ているキャラいないしなあ。
最低生命力なんて1クレスポだしなw
しかし、冒険者*3のくせにダンジョン攻略が苦手ってw


天使のお仕事 1 (バンブー・コミックス)

天使のお仕事 1 (バンブー・コミックス)

産婦人科医院を舞台にした看護婦ものの4コマ漫画です。
看護婦のネタが多いんですが、個人的にすごーくよく分かるネタがチラホラ。
メインの中井モモと他の看護婦たちの掛け合いが絶妙面白いです。
ただ、私がこの単行本でびっくりしたのは巻末のゲスト。
なんと、3人が書かれていて、その内一人が武内崇先生*4だったり。
他の二人もゆきみ先生そして有坂司恩先生*5
何でも、作者の佐藤両々先生と以前の職場が一緒だったとか。
・・・えーっと。
随分、空気が違うんですけどw

*1:普通のライトノベルでは「戦争」について書かれている作品は少ないと思います。「戦闘」についての作品がほとんどだと思います。

*2:装備もいいですし。前線の兵隊のほとんどに連射式のボウガンを装備させてるぐらいです

*3:普通は遺跡にもぐって一攫千金を目指す連中が多いです。

*4:月姫とかFateの絵師の方ですな

*5:えっちな漫画で有名な方だそうです