読書
ダブルクロスのリプレイを読み終わりましたよ!
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児 (富士見ドラゴンブック)
- 作者: F.E.A.R.,田中天,しろー大野
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: 文庫
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田中天先生作のダブルクロスのリプレイです。
感想はあれですね。
きくたけ先生とクレバー矢野先生が築き上げた「ダブルクロス」と言う名の塔を、土台から吹き飛ばすダイナマイトみたいなリプレイですねw
いや、まじで。
舞台の設定からして第二次世界大戦直前の欧州。
PC1のカバーは「大陸浪人」。
もう、この時点で笑うべきでしょうw
でも、素晴らしく面白いリプレイであるのは確かです。
個人的には「川島芳子」とか「フェデロフM1916自動小銃*1」とか個人的にクリーンヒットな単語が連発で凄く楽しかったです。
*1:帝政ロシアの技術将校フェデロフ大尉が開発した自動小銃。以下、無駄知識。第二次世界大戦後に各国で採用された自動小銃のはしりのような銃。性能は十分なものがあったけれど、ロシア革命などの世界史の混乱の為、ロシア本国でも忘れられた銃になってしまった、ある意味不幸な銃。登場が早すぎた銃ともいえる。この銃は実は日本と少なくない関わりがある。使用されている銃弾の6.5×50SRライフル弾が日本製。日本名は「38式実包」。日本においては「38式小銃」に採用されている弾丸。第一次世界大戦時に日本はかなり大量の38式小銃とこの弾薬を帝政ロシアに売却していた。また、日露戦争時の鹵獲品としてもロシアは相当数保有していた。この銃弾は初速があるが、反動が軽い為フルオート時の制御が容易であり、自動小銃には適していた。そのため、本銃に採用された。この銃は、架空戦記において、日本軍に自動小銃を採用させる場合の定番アイテムとすら言える。