御大

aruruが大好きな作家先生に「佐藤大輔」という方がいます。
代表作は「征途」、「レッドサン・ブラッククロス」、「皇国の守護者」など。
某巨大掲示板の軍事板じゃあ「御大」とか「大ちゃん」とか「正男*1」とか「デブ」とか呼ばれて親しまれておられます。
どの作品も非常に面白いです。
遥かなる星」の第2巻で北崎重工社長とその奥様の会話シーン*2など、もう、堪りません。
ただ、御大にはとんでもなく悪い癖が2つあります。
1つはすぐに新シリーズを始めてしまうこと。
一時は「三巻王」の異名を誇っていました。
大抵、3巻出すとシリーズが止まるからです。
そして、新シリーズをはじめます。
良いですか?シリーズは「止まる」んです
「終わる」んじゃないんです。
ほっぽらかしです。
しかも、つまらないならまだしも、どれも面白いんです。
2つ目は筆が遅いこと。
皇国の守護者」は7巻が出てから8巻まで2年と6ヶ月かかりました。
人気シリーズだった「レッドサン・ブラッククロス」にいたっては本編最後の巻が出てから、そろそろ3年半です。

で、本題。

http://www.chuko.co.jp/cnovels/cen/CEN0501.pdf

中央公論新社の作家さん達、直筆の年賀状です。
で、御大の年賀状はというと・・・。



「私は元気です。お待たせしてますが、今年は書きます」



待ってます。
私は、待っていますよ〜、新刊を!

*1:もちろん北の将軍様のご長男

*2:舞台は昭和20年3月10日、東京某所の病院の一室